決意を促す、牡羊座新月2019

『新しい日の夜明け、すべてが変わった』

こんにちはLUCY.PANです。

2019年、新元号も発表され、いよいよ山羊座土星の本領発揮、という雰囲気を感じます。さて当日にはなってしまいましたが、今回の4月5日17:49に起こる牡羊座の新月について記事を書きたいと思います。

プレセッションアストロロジーでは、4月からメール鑑定を廃止し、完全にSkype鑑定のみに切り替えました。理由は多々あるのですが、1つの大きな理由は、メール鑑定分の作成にかける時間と文字量をブログや記事の更新にあてたいと思ったからです。鑑定している中でメールマガジンや本の出版などを希望する声をいただくことが増え、自分でもその必要性も感じています。2019年は今までとは違うスタイルで更に活動を増やしていきたいと思っています。LUCY.PANも例に漏れず山羊座土星に変化と活動を促されているということです。笑

今、皆さまはどんな「新しい自分」になろうとしているでしょうか?
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今回の牡羊座新月は、単純にそんなテーマを皆さんに投げかけます。それも、けっこうなプレッシャーや不安を材料に、それを促すみたいです。山羊座の冥王星と土星の合が90度は、相当なプレッシャーをかけてきます。笑 その理由はやはり「自立」です。

つい先日、久しぶりに黒澤明監督の『七人の侍』を見ました。私が大好きな映画の1つですが、見ると「勇気」がもらえるんですね。命を燃やしたい、せいいっぱい生きたいという勇気です。この映画がなぜそんなに強く潔いパワーを持っているのかというと、やはり星座が関係しています。黒澤監督は太陽牡羊座、菊千代を演じる三船敏郎さんも太陽牡羊座。牡羊座タッグです。当然、画面からは純粋なパワーと生命力が溢れます。今回の新月で「何かを振り切る」勇気や「生きる」ことに対するパッションが必要と感じている方は多いかと思いますが、これはまさにうってつけの映画でした。

さて今回の牡羊座新月ですが、1つの特徴としてその先に2回目の天秤座満月が待ち受けている、ということが挙げられます。天秤座には「他者・パートナーシップ」という意味がありますが、「自ら身につけていく後天的人格(キャラクター)」という意味もあります。分かりやすく言えば、高校デビューとか大学デビューとか、「新しい自分像を自己プロデュースする」ようなサインでもあるわけです。その際に、どんな服が似合うかとか、自分の魅力とは何か、自分の魅力をより引き出すにはどうすればいいか、などの観点が必要になってきますが、それは他者が1番よく知ってるんですね。つまりその視点が「客観性」です。客観的視点を1番簡単に得られるのが他者というわけです。

先月の天秤座満月で「新しい自分になりたい」というスイッチが入り、水星逆行とともにグルグルと考え(タロットカードの隠者のようなイメージ)、そして今回の新月でリセット&スタート、次の2回目の満月に向けて気持ちを真っさらにして「新しい自分」を切り開いていく、という流れになりそうです。

「新しい自分」になるためには一体何が必要なのか、そのハッキリした答えは次の天秤座満月で得られるかもしれません。なぜかというと、前回の水星逆行の影響がちょうど次の満月で完結するからです。キロンの合から逆行をスタートしたため、再びキロンと合する時が着地点なんですね。今回の逆行は「自分」についての答えの探索をずいぶんと助けてくれたようです。

また、今回の新月では山羊座の土星と冥王星に、蟹座のドラゴンヘッドを含めたTスクエアが形成されます。太陽と月にはキロンが合で、頂点の天体では1番公転周期の遅いキロンがリーダーとなります。

このTスクエアの欠けた1点は天秤座3度、サビアンは『新しい日の夜明け、すべてが変わった』です

かなり分かりやすいタイトルです。全くその通りのすがすがしい新月になる方が多いことでしょう。テーマは「新しい自分」「古いものを捨てる」「夜明け」「変容」「新たなステージへの移行」ですね。

「変わる」ことに対して、不安や恐れを抱いている方や、一抹の寂しさのようなものを感じている方もいらっしゃるかもしれません。この度数のドデカテモリーは蠍座ですので、「今までの自分や環境」への愛着や執着のようなものが、自分が無くなってしまうような、今までの過去が無意味になるような、そういった悲しみや不安をもたらす可能性もあります。ですが、もう限界の時が来ていることも、ご本人が1番よく分かっている、というような状態でしょう。山羊座の冥王星と土星もその「限界」をこれでもかと主張してくれています。これまでの経験はすべてが糧となっていて、あなたはもう昔のあなたではありません。あなたは昔よりもよっぽど強く、優しく、そして自分のことをよく理解できているはずです。得意なこと、不得意なこと、そして自分の本当の望みや夢も、ハッキリしてきているのではないでしょうか?

山羊座土星の記事でも書きましたが、人生は1度きりです。後悔のないように、自分の可能性を信じてチャレンジの1歩を踏み出していきましょう。

また、今回の新月のTスクエアの欠けた1点が天秤座であることが教えてくれることは

あなたは1人ではない

ということです。家族、友達、恋人、パートナー、仕事仲間、よく会う人、たまに会う人、1度しか会わない人。どんな間柄であろうが、あなたが出会う人々はあなたが成長し、新しい自分を発見していくための写し鏡であり、様々な形で助け合って共存しています。
そしてそれらにも変化が必要な時があります。
まだ知らない世界に、あなたと出会うのを心待ちにしている人々がいるでしょう。あなたの本当の家族になる人々も、親よりも親身に見守ってくれる人も、志を共有できる仲間も、あなたの魅力をすぐに理解する人も、あなたの才能や能力を必要とする人も、世の中にはたくさんたくさんいるでしょう。世界はとても広いのです。今回の新月はこれからそういった人々と新たに出会っていくための「夜明け」でもあるわけです。

また、もっと自分の才能や魅力を引き出すにはどうすればいいか、自立のためには何が必要かを、他者に聞いてみると良いかもしれません。次の満月までは、そうやって客観的に自分を見ること、他者を通じて自分を知ることが「新しい自分」になるための突破口になるからです。

今、皆さまはどんな「新しい自分」になろうとしているでしょうか?

天体たちは自分の人生から逃げずに立ち向かう人に味方します。
山羊座の冥王星と土星のプレッシャーがどんなに重くても、決して諦めないでくださいね。生きている限り何度でもチャンスがあります。誰もが自分の人生の創造者です。この機会をチャンスと捉えるかどうか、生かすも殺すもあなた次第ってことですね。

次の2回目の天秤座満月が楽しみです。新月から世の中や人々にどのような変化があったか、それも記事にしたいですね。皆さまがなりたい自分になれるように、生きたい人生を創造していけるように、これからもプレセッションアストロロジーでお役に立っていきたいと思います。