MCは「職種」ではなく「ライフワークの普遍的テーマ」

※この記事はプレセッション式におけるMCをテーマにしています。必ずプレセッション式のホロスコープを参照してください。

 

「適職は何ですか?」

「どんな仕事が向いているでしょうか?」

「どの仕事に就けばいいのか分かりません」

「私はこの仕事を続けるべきなのでしょうか、辞めるべきなのでしょうか」

鑑定で最も多くいただく質問、それが「適職」についてです。

就活中の大学生、転職を考える社会人、育児後の社会復帰を考えている主婦の方など…多くの方がこの疑問を抱えてらっしゃるようです。

この疑問の鍵はプレセッション式におけるMCがその根本を握っているのですが、MCに触れる前に考えていただきたいポイントがあります。

この「適職」というテーマについて考える時、まず焦点を当てたいのは「なぜ”自分にはどんな仕事が向いているのか”という疑問が生まれるのか」という部分。そうです、そもそもその疑問自体に違和感があるのです。

「どの仕事が向いているか」

よりも先に

「自分が何をしたいか」

を考えるのが先ではないでしょうか?もちろん、それらは様々な仕事を経験してはじめて見えてくるものかもしれませんが、「自分が何をしたいか」を早いうちから(小中高、大学のうちから)能動的に考える環境があれば、社会人になって”とりあえず”就職してからはじめてその壁に打ちあたる、ということはなくなるのではないか、と思うのです。鑑定の依頼を受ける中で、「自分が何をしたいか」がそもそもわからない、という人の多さにも驚くことがあります。

問題は日本の「”個”を消して企業や組織に従事する」という根本的な権威主義に基づく考え方と教育にあります。ホロスコープを見て入れば分かることですが、能力も「正解」も、人によって全て違い、答えは1つではありません。ですが、日本の教育を見てみると、どうでしょう。テストや教科書や先生や企業や組織、”権威あるもの”が「絶対的に正しいもの」で、個人はそれに合わせて従うだけ。答えは1つです。そういった教育を小学校から高校まで、多くの人がみっちり受けるわけです。そのため、個が組織や集団の求める”駒”となって働く、「権威が絶対的で、自分はそれに従い、ジャッジされる存在」というスタンスが基本だという捉え方をしている方が多い印象です。多くの就活生が、同じような真っ黒なリクルートスーツを着て、同じような髪型で、ぞろぞろと説明会や面接に向かって行き、マニュアル通りのやりとりをする光景がその教育背景を見事に象徴していますよね。
この価値観のレールに乗ったまま進んでいくと、「企業や組織に選ばれる自分でないと生きていけない」「”仕事”という選択肢に自分を合わせていく」という壁に打ちあたることになります。

日本の教育は典型的な”詰め込み教育”でまるで受動的思考の脳を持った人々が大量生産されるかのような仕組みになっています。最近は図工や音楽の授業による個や多様性を育てる教育が注目されつつあるものの、多くの場合「個」の能力を育てる姿勢が見受けられません。そのため「自分は何がしたいのか?」という「能動的な思考」が育ちにくいのです。

「自分が何をしたいのか」が分からなければ、どの仕事に就いてもやりがいを感じないでしょう。

「自分が何をしたいのか」が分かっていれば、どの仕事を選べばいいか見極める力が備わるでしょう。(無ければ新しく作ればいい、ということも)

 

そして、この「自分が何をしたいのか」の道しるべとなるのがMCです。

 

MCというと、「職種」を示していると勘違いしている方が多くいらっしゃいますが、実はそうではありません。

MCは「職種」ではなく「ライフワークの普遍的テーマ」なのです。

例えば、MCが蟹座の方。

MCが蟹座の方は

・一般大衆や子供や母親を相手にした仕事
・自分のアクションに対して他者の反応がすぐに目の前で返ってくる仕事
・アットホームでリラックスできる場をつくること
・自分が多くの人にとっての母親役になること

などをライフワークの普遍的テーマ(社会的使命)として生まれてきています。天体で言えば「月」を使う(自分が月という天体を体現する)ことが使命、というわけです。

これらの使命が果たせる仕事は何でしょうか?

ベビーシッター、保育士、学校の先生、アットホームなカフェや地域に馴染んだ食堂などの飲食店で働いたり経営すること、こども食堂などの子供と親のための活動、地域のコミュニティ施設の運営…

などなど、挙げればキリがありません。つまり簡単に言えばMC蟹座の人はこれらのどの仕事を選んだとしても、上記の「MCの普遍的テーマ」が果たせるのであれば、どの仕事でも「適職」ということになるのです。

鑑定でよく見かける問題ですが、MC蟹座の女性は、結婚し、主婦になり、子供を産み、家族を持つことで「使命を果たした」と感じる方が多いのですが、子供が大きくなり自立する年頃になると壁に打ち当たります。「月(母親)」のエネルギーを使う場面が圧倒的に減ってしまい「生きがい」を感じられなくなってしまうからです。蟹座に天体やアングルを持つ方にとって「子離れ(親離れ)」は大きなテーマでもありますが、この時思い出してほしいのは「自分の家族だけが自分の”月”を発揮する対象ではない」ということです。MC蟹座の方は、他人に対しても「母親役」をすることが使命なのです。その”他人”の範囲は”地域”のコミュニティに絞られる場合が多いでしょう。自分の子供や家族以外の人にも、同じような愛情をもって接すること、そうして相手を安心させ、リラックスさせてあげること、それがMC蟹座の”ライフワークの普遍的テーマ”です。

もちろんMCの他に天体の配置やサインによって仕事の傾向に違いは出てきますので一概には言えませんが、そもそものMCのサインによってもたらされる普遍的テーマが変わることはありません。鑑定してきた中で、MCのサインを見ただけで、その人が「社会的にやりたいと思っていること」がすぐに分かってしまうこと、「こういうことがやりたいんです」というご本人の意思とMCのサインのテーマが一致することも、すでに多く実証済みで、その確率は本当に100%です。
そして、天体のサインや配置なども加えて見て行くことで、より細かく「その人がやりがいを感じるライフワーク、適性のある働き方」を読み解くことがでる、ということです。

「自分は何がしたいのか」分からなくなっている方は、ご自身のプレセッション式によるMCのサインを改めて眺めてみてください。そこにシンプルに「ライフワークの普遍的テーマ」が示されています。基本的にはそれが果たせるのであれば、仕事の種類にこだわることはないのです。また、そのテーマを追求していくことで、「これだ」という仕事が見つかっていくのです。

※より詳細なライフワークのテーマを知るには、カルミネート天体、アンギュラー天体、太陽他全ての天体、ASCなども複合的に見る必要があります。

 

以下、簡単にMCの12サイン別の「ライフワークの普遍的テーマ」を記載いたします。※必ずプレセッション式のホロスコープでご覧ください。

MC12サイン別「ライフワークの普遍的テーマ」

牡羊座:世の中に新しいものをもたらし刺激を与えること、0から1を生むこと、開拓すること
牡牛座:ものづくり(アートや料理など)、自分の五感を使い、人の五感を満たすこと
双子座:発信すること、自分の好奇心を使って人々の好奇心を刺激するトリックスターになること
蟹座:自分の家庭だけではなく、多くの人にとっての母親役となること、安心とリラックスの場をつくること
獅子座:自己表現すること、人々に感動や情熱を与えること(エンターテイメント)
乙女座:専門知識や専門技術の提供によって人々の役に立つこと
天秤座:人と人を繋げ、はじめましての場を提供すること、タレント性やホスピタリティを発揮すること
蠍座:人と密に関わること、1対1の接客や少人数の接客によるVIPなホスピタリティを発揮すること
射手座:人々と世の中を良い方向に導くこと、元気や希望を与えること
山羊座:本当の意味で自立すること、自分の手で新しい礎を築いていくこと
水瓶座:人々の日常や常識からかけ離れたジャンルに携わること、マイナーで特別な仕事をすること
魚座:目に見えないものや非日常・想像(インスピレーション・ファンタジー)の世界と人々の中継役になること