季節で読み解く12星座のエネルギー

季節のサイクル、季節による自然界のエネルギーのサイクルは、星座のサイクルと共通します。そしてそのサイクルを3つのグループに分けることで、それぞれの傾向を知ることができます。これは、太陽や月はもちろん、その他の天体、ASCなどのサインのエネルギーのかたちや方向性をとても分かりやすくする分類の方法です。

12サインを、4つずつ、3つのグループに分けます。

春から初夏のグループ(1)=牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座
夏から秋のグループ(2)=獅子座・乙女座・天秤座・蠍座
秋から冬のグループ(3)=射手座・山羊座・水瓶座・魚座

こうして分けると、いくつかの共通点と傾向が見当たります。まずどのグループもエレメントが火から始まり水で終わる の順番で成り立っていること。

火で起こり、土で固まり、風で変化し、水で融解する。

という流れ。

そして1のグループには活動宮が2サイン2のグループには不動宮が2サイン3のグループには柔軟宮が2サインあり、それぞれ1=活動、2=不動、3=柔軟という性質の傾向があることが分かります。

1で起こり、2で固まり、3で変化する。

という流れ。

この時点で、それぞれのグループのなんとなくの傾向が分かっていただけるのではないでしょうか。このそれぞれのグループが持つエネルギーとその方向性について、季節と絡めながら読み解いてみます。
植物によってそれぞれ花をつける、実をつける季節は異なりますが、春に花が咲き、秋に実が成り、冬に枯れるという一般的なサイクルを適応します。

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春から初夏のグループ(1)=牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座

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キーワード:成長、体験、行動、挑戦、個人

春分から夏至までの季節のグループになります。春に植物が芽吹き、ぐんぐん成長していくエネルギーに満ちあふれる季節。栄養を吸収し、どこまで成長できるか、どこまで伸びることができるか?という「成長・体験」がキーワードのグループ。牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座の4つのサインは、この成長のエネルギーを持っています。子供が成長する段階と同じで、「個」としての感覚を持ちます。子供のようにパワフルで、シンプルで、尽きないエネルギーがあります。個として世界を見ること、とにかくなんでもやってみる、挑戦、冒険、色んなものを見て、体験すること、「個(個人)」としてどこまで成長、体験できるかどうかがテーマです。個としての感覚を強く持つ段階にあるため、他者の目線や大局的な目線からものを見ることは苦手です。そして、他のグループに比べて子供っぽさが目立つことも特徴です。ですが、それゆえにゆるがない個人としての意志とパワーがあります。このグループは、単純に人として生きる事を喜び、楽しむことにかけては、抜群の才能を持っています。いつでも世の中に新鮮さをもたらす存在であり、「とにかく好きなようにやる」というのが、このグループの最大の目的であり魅力です。

命が芽吹く、誕生には一番エネルギーが要ります。爆発的なエネルギー。それは火星が象徴し、牡羊座の段階。そして美しい花をつけるのは金星が象徴し、牡牛座の段階。そして虫や風によって花から花へと花粉が運ばれるのは水星が象徴する働き、双子座の段階。そして実をつける前に、しっかりと根を張り栄養を吸い上げ、エネルギーを溜めていくのは月が象徴し、蟹座の段階となります。

 

夏から秋のグループ(2)=獅子座・乙女座・天秤座・蠍座

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キーワード:実現、実行、形成、他者、協力

夏になり、太陽の力が最大限に近づきます。そして緑の成長が落ち着き、一段落して、これから立派な実を付けるために集中していきます。どれだけ立派な実を付けられるか。種を形成できるかどうか。「実を成す」ことにエネルギーが注がれる、「実行・実現」がキーワードのグループです。エネルギーは実を成すことに注がれますが、同時に葉によって光合成も行われます。これはこの獅子座、乙女座、天秤座、蠍座の4つのサインが「個」をもったまま社会と関わっていく様を表し、このブループにとって社会や他者と関わりながらいかに実を成すことができるかがテーマであることを示します。子供から青年に成長し、青年が社会で生きて行く段階。このグループは「個」としてのエネルギーの限界を知っています。そのため、このグループにとって「他者」や「協力」は非常に重要なテーマとなります。他者なくしては、実を成す意味が無い、または実を成すことができないからです。人がつい手にとって食べたくなるような、目を引くような、また人の胃を満たし健康に導くような実を作り上げることなどに意識は向かいます。2のグループには、1のグループほどの活動的なエネルギーはありません。ですが、1のグループの満ちあふれるエネルギーを、1の段階で吸収したエネルギーを、2のグループは「形」にすることができます。それも、他者と共有できる形にすることが目的です。「自分が関わる社会、他者」に意識が向かいやすく、「生れてきたからには何かを残したい」ということにも意識が向かいます。そしてその「何か」は他者から認識されることであることが重要となります。

夏、太陽は一番地球に近付き、輝きます。これは太陽が象徴し、獅子座の段階。ここから、太陽は徐々に遠ざかっていき、植物は実を成す準備をはじめます。溜め込んだ栄養を、適材適所に行き渡らせる、また形成への準備。この準備は水星が象徴し、乙女座の段階。準備が終わると実は膨らみ、色を付けはじめます。色づけ、香り付け、味付け。これからは金星が象徴し、天秤座の段階。そして実は完熟し、中には完成された種が内包され、地に落ち別の個体となっていきます。セックスから子供が生まれるまで。また、紅葉による葉の変容。これらは冥王星が象徴し、蠍座の段階となります。種は特に冥王星を象徴します。

 

秋から冬のグループ(3)=射手座・山羊座・水瓶座・魚座

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キーワード:総括、未来、社会、永遠、思考

秋が終わり、冬がやってきます。植物は実を落としたことでエネルギーを使い果たし、省エネに入るために葉も落とします。あとは冬を越すエネルギーしか残っていません。成長の時期でも、実を成す時期でもなく、春までの待機と準備の時期となります。「総括・未来」がキーワードのグループです。地に落ちた種は春に向けて土の中で待ち、葉が落ちた木も、静かに春を待ちます。「個」としてのエネルギーは影をひそめ、ひっそりと内側で存在し続けます。これは射手座、山羊座、水瓶座、魚座の4つのサインが行動よりも思考に、個人よりも社会や未来に意識が向くことをあらわします。春という必ず訪れる始まりが未来を象徴します。青年が老成し、死を見つめはじめるまで、死を迎えるまでの段階。このグループは、エネルギーに限りがあることを知っています。それは、人間の命に限りがあることや、地球の資源に限りがあることにも共通し、未来への思考をもたらします。自分一人の人生よりも、家族や身近な人物よりも、社会、世の中、世界、地球、宇宙と、より大きな対象に意識が向かます。それらのために、何ができるか?というテーマ。またそのヒントを世の中に投げかける、社会という枠組みに閉じ込められた常識に疑問を投げかける、長期的、大局的目線を与える存在。宇宙全体、命は形を変え永遠に循環します。そのため、「終わる」という感覚がないグループです。3つのグループの中で1番活動エネルギーが低く限られているため省エネで、そのため思考やアピールは落ち着き、生き方もシンプルになります。

大量の枯れ葉が落ちると、地面に厚い枯れ葉の絨毯ができます。これは沢山の動物を助け、虫などが分解しのちに土となり大きな栄養となります。これは木星が象徴し、射手座の段階。そして冬至が来て、一番長い夜が来ます。この夜と、冬を越えられるかどうかが、未来への試練となります。これは土星が象徴し、山羊座の段階。地面は雪で包まれ、本格的に未来への準備が始まります。見えないところから、変化(予感)がはじまります。これは天王星が象徴し、水瓶座の段階。そして雪が解け、ゆっくりと芽がつきはじめます。個として生まれる前の集合体としてのエネルギーが充満する様。胎児が漠然とした意識を持ちながら成長していく様。これは海王星が象徴し、魚座の段階。そしてまたひとつの個として誕生する、牡羊座の段階を迎えます。

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季節(地球上の暦=太陽と地球の位置関係)が、太陽のサインに与えるエネルギーと方向性は、このように密接に関係しています。

春に実を付ける植物や、秋に花を咲かせる植物があり、植物によって様々であるのは、これらの傾向がホロスコープ上では生まれた時間の「ハウス」によって人それぞれ違う、ということを象徴しています。また、それぞれのグループは1〜4室、5〜8室、9〜12室にそれぞれ当てはめることもできます。