蠍座に届けられる、射手座土星からの課題

現在、射手座を運行する土星。

それに伴い、様々な課題や試練を受け取っている方がたくさんいらっしゃいます。

その中でも特に苦労している印象を受けるのが、蠍座の方たち
そして、特に多いのがプレセッション式においてASCが蠍座の方たち

「自分のために生きるってどういうこと?」

「本当の自分って何?」

「一生一人で生きなければいけないの?」

射手座の土星によってこのような疑問にぶつかり、その答えを探る方法すら分からない方が多いようです。
それはなぜでしょうか?

それは蠍座にとって「他者」が何よりも重要なテーマだからです。
他者との関係が蠍座にとって全てなのです。

他者がいなくなれば自分もいなくなってしまう、それが蠍座の世界。

それは危険な「依存」の世界でもあります。

 

土星が射手座に移る前は、蠍座にいました。
その期間は間違いなく「他者との密接な関係」「他者の期待に限りなく応えること」が課題でした。

蠍座やASC蠍座の方はその期間に無自覚に深い依存の世界へと縛られてしまったようです。
他者に尽くしても、尽くしても、幸せになれない!ということは、蠍座土星期間で実感済みなのではないでしょうか?
その学びの期間はもう終わっています。

射手座の土星はそんな他者との関係に縛られた蠍座に

「自分のために生きなさい」

という課題を投げかけているのです。
他者に傾きすぎた比重を自分の軸に戻す作業が必要なのです。

他者を拠り所にせず、自分を拠り所にすること。

一人になり、自分という存在をしっかりと感じること。

自分が生きたい人生、自分の意志、思考、求めるもの、やりたいこと、価値観を、クリアにすること。

 

「一人になるのが怖い」

これは蠍座やASC蠍座の方から必ずといっていいほど聞く言葉です。
蠍座の方は「一人になる」ということを深刻に捉えすぎる傾向があります。
どうして怖いのでしょうか?

そこに依存があるからです。自分の理想の人生を他人にゆだねすぎ、求め過ぎなのです。
「人から求められない自分には価値がない」とすら感じる蠍座もいます。

つまり自分で自分を愛する、ということができないのです。
自分可愛さに身を守ろうと必死になる(他者に求める)わりには、自分で自分を大切にするということに無頓着なのです。

自分の中を他者という存在で埋めてしまうためにそれがなくなれば空っぽになってしまうと恐れるのです。

ですが、本当に空っぽになるでしょうか?
人生の目標はなくなるのでしょうか?

ホロスコープを見れば分かるように、その人の中はたくさんの自分の要素と目的で溢れているのです。
そこに目を向けられるかどうか。

自分の人生を導けるのは自分だけだということに気づけるかどうか。

「他者は自分のものではない、自分のものになるのは自分だけ」です。

「自分の人生を生きれる」人だけが、はじめて他者と深く健全な関係を築くことができます。

 

12星座の中で蠍座から射手座への転換が一番ハードです。

つまり蠍座やASC蠍座の方にとっては射手座土星期間が一番ハードなのです。
そこで、依存せずに、一人で旅立てるかどうか。

 

では、どうやって「本当の自分」を探せばいいのか?

蠍座の支配星は冥王星です。冥王星は深層心理をあらわします

蠍座の方にとって、自己分析に心理学からアプローチする作業は必要不可欠です。
例えば「共依存」や「人格障害」「毒親」「モラハラ」などについて調べることも有効なアプローチになりますし、そうして客観的に自分と他者を線引きし分析するという作業が不可欠なのです。カウンセリングを受けるのもいいでしょう。ですがそのカウンセラーに依存し自分の中の答えを求めては意味がありません。

 

そしてヒントをくれる星座は

自分と他者に明確な線引きをする牡牛座の要素
自分に軸を持ち明確な意志と中心性を持つ獅子座の要素
個性を大切にする個人主義で放任主義な水瓶座の要素

です。

そして受け身で守りに入りがちな蠍座には、牡羊座と双子座の変化を恐れないスピードと勇気、軽やかな行動力が良いお手本となります。

 

射手座の土星期間は、蠍座の方たちにとって大いなる試練となるでしょう。

ですが、自分のために生きる」ことができるようになった蠍座は12星座で一番他者を大切にできる、他者と末永く関係を築ける人物になれるでしょう。